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子供のジュニアNISAで運用するETF

2019-05-27

子供の教育資金を学資保険で積立てる方もいると思いますが、私はジュニアNISAを使って積立て運用しております。

ジュニアNISAで運用できるのは年80万円×5年の400万円になります。18歳までジュニアNISA口座で運用できますが、その後は、運用していた資金をそのまま子供のNISA口座に満額移してあげたいと思っております。

ジュニアNISAでの運用が終わり、NISA口座を使い始めた場合も全く同じ銘柄で運用できればと思っています。

 

選定のポイント

ポートフォリオ全体として一定額の配当が生じる(4~5%)

個人的に、住む家を買うのとREITを買うことに大きな違いはないと考えており、REITの場合は配当収入をマンションの賃料に充てればいいかと思います。もちろん住む家を買う方がレバレッジが大きくかかっていることが多く、かつ、税務上の恩恵を受けることができます。

子供には住む家を買うよりも、キャッシュフロー(配当等)を生む資産に投資し、そこで生まれたキャッシュフローを使って家賃などを払うアイディアを持ってほしいため、ある程度高い配当利回りを目指しています。

トータルでのリターンは5.5~6.5%程度を目標とする

日本株式の場合、長期投資が必ずしも成功しているとは言えませんが、米国株式では長期投資が成功しております。S&P500のヒストリカルでのリターンなどから個人的な目標として設定しております。データのとり方でリターンは変わりますのでS&P500の過去平均でのリターンが5.5~6.5%というわけではありません。

可能な限り海外ETFに統一する(ドル建て)

日本ETFと海外ETFが混在していると、証券会社の画面で資産を把握しにくかったりします。また、子供に投資を教える際に、常に他の通貨から円に換算したらいくらになるのかを考えてもらうためです。

実際は、不動産ETFのみ日本のETFで、それ以外は全て海外ETFとなっております。

投資信託は対象外

複利での運用を考えると、可能な限り分配しない信託報酬が低い投資信託を持ち続けることがいいと思います。個人的には、お金がお金を生む流れを子供に教えたいと考えていて、投資信託よりも配当があるETFの方が分かりやすいのでETFを中心にしております。最終的には、投資元本及びETFからの分配金の合計が400万円になるように計算して投資することになると思います。

 

ジュニアNISA口座で投資しているETF

No アセットクラス 銘柄(リンク) 名称 配当利回り *1
1 株式
VOO バンガード・S&P500 ETF
2.05% *2
2 株式 VYM バンガード・米国高配当株式ETF   3.45% *2
3 株式 SPYD SPDR ポートフォリオ S&P 500 高配当株式 ETF 7.33% *2
4 優先株式 PFF iシェアーズ 優先株式 & インカム証券 ETF 5.52%
5 不動産 SRET グローバルX スーパーディビィデンド-世界リート ETF 8.67%
6 ハイイールド債券 SJNK SPDRブルームバーグ・バークレイズ短期ハイ・イールド債券ETF 5.52%
7 ハイイールド債券 JNK SPDRブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券 ETF 5.69%
8 新興国債券 VWOB バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF 4.60% *3
9 不動産 1659 iシェアーズ 米国リート ETF(2020年5月売却) 4.07% *4
9 不動産 RWR SPDR® ダウ・ジョーンズ REIT ETF(2020年5月投資予定) 3.65%
*4
10 不動産
2515 先進国REIT ETF 3.56% *4

*1 配当利回りはリンク先の記事に記載の数値となっております。

*2 VOOとVYMとSPYDの3つではなく、どちらか1つでもいいと思いますし、VTやVTIも候補に上がってくると思います。

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VTI 海外ETFの紹介

2つのETFで世界株式のポートフォリオを組む バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI) バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF(VXUS) バンガードの ...

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*3 東証に上場している1566も候補に上がってくると思いますが、ドル建ての方がドルベースでの為替リスクが低いため、VWOBにしております。

上場インデックスファンド新興国債券(1566)の紹介〜金利が高い新興国債券への投資

日本では最低投資単位の高さから個人による債券投資があまり一般的ではなく、主に機関投資家により行われておりました。 個人で投資できるような債券はSBI証券などで購入できますが、銘柄がかなり限定的なのが現 ...

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*4 世界中に分散投資するなら、1659の代わりに東証に上場している2515一本で勝負する、または、1659+IFGLもありかと思います。IYRは信託報酬の点で対象から落としております。

1659は繰上償還されるリスクがありますので、その場合はIYRやRWRが代わりになると思います。

今は1659と2515の両方に投資をしており、2515の7割近くは米国市場を対象としているため、1659と合わせると米国市場の比率が高いです。

RWR 海外ETF(高配当)の紹介〜成長と配当を狙える米国REITへの投資

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IFGL 海外ETF(高配当)の紹介〜先進国(米国以外)の不動産市場への投資

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売却(銘柄や取引について記載)

2020年5月22日 これまで米国不動産ETFとしては1659に投資をしておりましたが、ドル建てに統一するために売却しております。売却した分はRWRに投資したいと思います。

 

ジュニアNISA口座の廃止

12月12日に2020年度税制改正大綱速報で公開され、ジュニアNISAについては、利用実績がとぼしいことから、新規の口座開設は2023年までとなりました。

また、ジュニアNISAの令和6年1月1日以後は、課税未成年者口座及び未成年者口座内の上場株式等及び金銭の全額について源泉徴収を行わずに払い出すことができることとなりました。

https://www.jimin.jp/news/policy/140786.html

税制改正大網速報が出たばかりで、理解しきっているわけではありませんが、ジュニアNISAが使えるうちは使う予定なので、これまで通り淡々と投資は増やしていくます。

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イーサン

金融機関に勤めながら投資ブログ書いています。 海外ETFが好きで記事にすることが多いですが、日本のETFや自己投資についても記事にしております。不動産も好きでJ-REITが所有している物件の写真を撮りに行くことも。

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