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SRET 海外高配当ETFの紹介

定期的に日本から米国の証券会社の口座に送金して、REIT ETFを購入しておりますが、その中でSRETというETFを購入することが多かったです。

海外のREIT ETFだとVNQ、VNQI、SRETに投資をしておりますが、3銘柄の中でも分配金が多いSRETを今回紹介します。

VNQとVNQIの2銘柄は以下で記事にしております。

VNQ 海外ETF(高配当)の紹介

日本のREITもいいですが、ほとんどが国内不動産が投資対象。日本国内では地域的に多少分散していますが、多くが関東圏。分散投資を行うなら、日本国内だけでなく、日本国外も含め、世界中に分散投資した世界RE ...

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VNQI 海外ETF(高配当)の紹介

日本のREITもいいですが、ほとんどが国内不動産が投資対象。日本国内では地域的に多少分散していますが、多くが関東圏。分散投資を行うなら、日本国内だけでなく、日本国外も含め、世界中に分散投資した世界RE ...

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SRET(グローバルX スーパーディビィデンド-世界リート ETF)とは

簡単に説明すると、世界中の好配当リート60銘柄のうち、ボラティリティの低い30銘柄に投資する米国の上場投資信託(ETF)のことです。

日本ではあまり知名度が無いGlobal Xという資産運用会社の商品になります。

グローバルX スーパーディビィデンド-世界リート ETF | Global X Japanについて
グローバルX スーパーディビィデンド-世界リート ETF | Global X Japanについて

配当利回りの高いREIT30銘柄にグローバルに投資します。

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基本情報(2020年5月15日)

上場:米国(日本のネット証券会社では、SBI証券、マネックス証券、楽天証券は投資可能

配当頻度:月次

最低投資金額:7ドル程度(1口)

配当利回り:16.03%

経費率:0.59%

配当利回りが高く見えますが、構成銘柄の変更や減配リスクがまだあるため今後大きく動く可能性もあります。

チャート(2020年5月15日)

米国REITの内、VNQやIYRなどはリーマンショック後右肩上がりになっておりますが、SRETの株価は横ばい。コロナウィルスによる影響はかかり大きいですね。6割近く下落した印象です。

ここ数年は14〜15ドル程度で推移しております。個人的な感覚としては15ドルに到達すると株価が高くなってきたように感じてました。

インダストリー別構成比率(2020年5月15日)

リバランス後(2020年5月15日時点)

SRETでは構成銘柄の減配などの影響を受け、構成銘柄を全30銘柄中、14銘柄を変更することになりました。

これまでモーゲージREITが6割程度を占めておりましたが、約4割まで低下しております。

モーゲージREITは海外のREITでは珍しくない商品となりますが、日本のREITには無いタイプのため、次のセクションで簡単に内容を記載しております。

 

リバランス前(2020年1月時点)

以下が構成銘柄変更前の割合となります。

約6割はモーゲージREITから構成されており、金利引き下げの影響を受け大幅な減配や株価下落の影響を受けています。

 

モーゲージREITとは

米国等のREITのうち、不動産取得者への資金貸付や住宅ローン証券化証券投資による受取金利を主要な収入として運営されるREITのことです。

出所:https://www.daiwa-am.co.jp/guide/term/en/en_reit_1.html

難しく考える必要は無く、裏付けとなる資産に注目していただければいいかと思います。ただ、それぞれのREITのレバレッジについては銘柄ごとに確認が必要となります。

日本のREIT モーゲージREIT
裏付資産 不動産/不動産信託受益権 不動産関連債券/債権

 

SRETの3つのメリット

高配当が見込める

この商品最大のメリットは高い配当利回り。2020年5月15日時点で16.03%あります。

配当利回りが高いREITに絞っている事

配当利回りが高いREITを分散して保有することができます。

毎月分配型

一時期、日本で毎月分配型の高配当投資信託が流行りましたが、高い分配金の中身は特別分配金(元本取崩)が大きな割合を占めておりました。

日本で上場している毎月分配型のREITのETFは無く、配当を重視して投資をする方には合う商品となります。

J-REIT ETFを組み合わせることにより、毎月配当が生じさせることもできますので、以下の記事を参照ください。

東証に上場されているJREIT ETFで毎月分配型ポートフォリオを組む

JREITは分配金利回りが低いため、現時点では投資対象としておりませんが、今後、日本の金利が上昇し始めた場合に備え、リサーチをしてみました。 金利上昇と不動産価格については以下の記事に記載しております ...

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SRETのデメリット

そもそもリスクが高い

分配金利回りが高いそもそもの理由は、リスクが高めのREITを投資対象としてまとめているためなので、リスク許容度が低い方には向かないと思います。

構成銘柄の中にはモーゲージREIT(高レバレッジ)も含まれており、コロナウィルスによる株価急落を受け米国金利が引き下げられた影響で急落しております。

自分の老後の両親が当該商品に投資したいと言った場合には止めると思います。

コストが高め

経費率は0.59%とREIT ETFの中では高めとなっております。次の保有銘柄数にて、代表的なREIT ETFと比較しております。

保有銘柄数が少ない

代表的REIT ETFとして、日本の証券会社の口座から投資できるIYRと、海外の証券口座から投資できるVNQと比較しております。

銘柄 SRET IYR VNQ
コスト 0.59% 0.42% 0.12%
保有銘柄数 30 114 185
時点 2019/12/27 2019/12/26 2019/11/30

ETFに含まれる銘柄数が多ければ、個別銘柄の影響を受けにくくなります。SRETは高い配当利回りの銘柄を対象にしており銘柄数が少なめです。ただ、銘柄数が増えれば、利回りが低い銘柄も含まれてくるため、SRETの魅力は下がってしまいます。銘柄数をさらに増やした分散投資を希望する方にはあまり向かない銘柄となります。

 

個人的な感想

配当利回りが高く、投資してから数年が経ちますが、2018年後半の世界的な株価下落時も大きな下落もなく価格が安定していると感じました。不動産価格は金利変動に大きな影響を受けるため、米国金利の上昇局面では他の不動産関係の商品同様下落しております。

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ここ数年株価については安定的に推移しており、かつ、配当利回りも高いため、保有するETFの中でもお気に入りの銘柄でした。コロナウィルスによる株価下落により、構成銘柄の半分を入れ替えるという異常事態となっております。すでに構成銘柄の減配リスクは配当に織り込み済みのため、今後の株価を見ながら追加買い増しを検討しております。

どの投資にも言えることですが、理解できない商品には投資しない。理解できる商品にだけ投資をする事が重要かと思います。

SRETでの投資割合が一番高いKREFや3番目の投資割合であるNLYというREITは、以下で記事にしております。

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イーサン

金融機関に勤めながら投資ブログ書いています。 海外ETFが好きで記事にすることが多いですが、日本のETFや自己投資についても記事にしております。不動産も好きでJ-REITが所有している物件の写真を撮りに行くことも。

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