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SPYD 海外ETF(高配当)の紹介

SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF(SPYD)とは

S&P500®指数構成銘柄のうち、高配当利回り上位80銘柄に投資する上場投資信託(ETF)で、米国に上場されております。ただ、SBI証券など日本の証券会社でも購入できます。

SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF is an exchange-traded fund incorporated in the USA. The Fund seeks to provide investment results that correspond to the price and yeild performance of the S&P 500 High Dividend Index. The Index tracks 80 of the highest yielding companies in the S&P 500 based on the indicative yield.

2020年9月25日時点では、実際には80銘柄ではなく79銘柄に投資をしております。

基本情報(2020年9月25日時点)

上場:米国(日本のネット証券会社から投資可能)

配当頻度:四半期(3ヶ月ごと、3月、6月、9月、12月)

配当利回り:6.12%

経費率:0.07%

最低投資価格:26.96ドル

配当利回りが高く、経費率が低いETFとなっております。日本のネット証券会社3社(SBI証券、マネックス証券、楽天証券)で投資可能で、かつ、最低投資価格も低いため投資しやすいと感じる人も多いかと思います。

チャート(2020年9月25日時点)

S&P500の様に綺麗な右肩上がりとはいきませんが、この数年間、大きく下げることなく上昇傾向となっておりました。ただ、2020年9月25日時点では、コロナウィルスの影響で株価が急落から回復していません。QQQやVOOなどが下落前の水準を超えたり近い価格まで回復していることを考えると、戻りの弱さが気になります。

S&P500のETFであるVOOとの比較も当該記事の中で行っております。

SPYDのポートフォリオ(2020年9月24日時点)

SPYDのセクター別割合となります。

上位4セクターで50%程度を占めております。トップの割合が17%と高め。ツートップが金融、不動産というのは変わっておりませんが、ここ2カ月間で金融の割合が高くなっております。

  1. 金融23.33%
  2. 不動産18.56%
  3. 公益事業11.41%
  4. エネルギー10.94%

SPYDの配当実績(2020年9月25日時点)

一株当たりの配当は、2019年は1.746ドルで、2018年は1.619ドルとなります。

2020年については配当は減少傾向となっており、直近の2020年9月の配当はここ2年半で一番少ない金額となっております。2019年9月と比較すると4割減となっております。

Ex/EFF DATE CASH AMOUNT PAYMENT DATE
12/18/2020 $ 未確定 12/23/2020
09/18/2020 $0.264 09/23/2020
06/19/2020 $0.366 06/24/2020
03/20/2020 $0.396 03/25/2020
12/20/2019 $0.497 12/26/2019
09/20/2019 $0.448 09/25/2019
06/21/2019 $0.462 06/26/2019
03/15/2019 $0.339 03/20/2019
12/21/2018 $0.443 12/27/2018
09/21/2018 $0.451 09/26/2018
06/15/2018 $0.376 06/20/2018
03/16/2018 $0.349 03/21/2018

メリット

高配当が見込める

この商品最大のメリットは高い分配金利回り。2020年9月25日時点で6.12%あります。株価が下落しているため、利回りが高いですが、ここ数年は分配金利回りは4〜5%程度のイメージです。今後も配当が減少していくと分配金利回りが下がるか、株価がさらに下落していく可能性があります。

S&P500の高配当銘柄に絞って投資できる

VOOなどのS&P500に連動するETFの配当利回りは大体2%程度。世界的な株式指標であるS&P500に投資したいけど、配当利回りを重視する方にはかなり物足りなく感じます。S&P500の構成銘柄のうち、高配当に絞って投資することができるため、配当を重視だけど、S&P500の動きも気になる方にはちょうどいい商品です。

手頃な価格で投資できる

VOOなどS&P500に連動するETFは最低投資額が少し高めで、VOOは250ドル程度。多くの銘柄に毎月投資する場合、投資しにくかったりします。VOOなどと比べるとSPYDは30ドル程度で投資できるため、投資しやすいです。

信託報酬が非常に低く、長期保有できる

信託報酬は0.07%。高配当ETFは手数料が高い商品も多いのですが、SPYDはコストが非常に低く、長期間保有できます。

SPYDとよく比較するETFとしてVYMがあります。VYMは0.06%とさらに低いのですが、もう誤差の範囲かと思います。

デメリット

減配リスク

高配当銘柄に投資する場合に避けて通ることができない問題ですが、ETFに含まれる銘柄の配当が減少した場合、ETFも配当減少が見込まれます。

S&P500よりパフォーマンスが下がる傾向がある

高配当銘柄の特徴としては、株価の成長があまりないため、株価の上昇と配当利回りのトータルで損益を見ると、配当が低い銘柄の方がパフォーマンスが高い傾向があります。

それはSPYDでも同様のことが言え、S&P500の方がパフォーマンスが高い傾向があります。S&P500に完全に連動するわけではなく、別商品と思って投資した方がいいかもしれません。

S&P500に連動するETFを保有している場合、確実に重複する

SPYDはS&P500の内80銘柄程度に投資しており、VOOなどのS&P500に連動するETFを保有している場合、確実に重複します。

下落局面での影響

コロナウィルスによる株価急落の影響は大きく、急落前と比較すると50%程度下落しております。また、7月31日時点でも30%以上下落したままとなっております。S&P500は回復傾向にある中でも、SPYDの戻りは弱く感じます。

SPYDとVOO(S&P500)の比較(2020年9月28日時点)

以下、SPYDとVOO(S&P500 ETF)の過去5年間の値動きを比較したチャートになります。

オレンジ色:SPYD、青色:VOO

5年間の価格推移をみると、SPYD(▲8.75%)はVOO(+72.15%)よりも株価下落時に大きく下がる結果となっております。

株価上昇についていうと、SPYDはVOOよりも5年間で80.90%パフォーマンスが低いことになります。仮に配当の違いを考慮しても、配当利回りの差を3%と仮定しても、この差が大きく埋まることはありません。

 

SPYDとVYM(高配当ETF)の比較(2020年9月28日時点)

以下、SPYDとVYM(米国高配当ETF)の過去1年間の値動きを比較したチャートになります。

オレンジ色:SPYD、青色:VYM

5年間の価格推移をみると、SPYD(▲8.75%)はVYM(+27.71%)よりも株価下落時に大きく下落する結果となっております

株価上昇についていうと、SPYDはVYMよりも5年間で36.46%パフォーマンスが低いことになります。仮に配当の違いを考慮しても、配当利回り差は大きくても2%程度ですので、この差が縮まりますが埋まることはありません。

 

 

個人的な感想

私はS&P500への投資も行っておりますが、配当利回りの低さが気になり、VOOを少し持っている程度。VOOよりも高配当な銘柄としてVYMも保有しておりますが、配当利回りを重視して、SPYDへの切り替えも検討中ですが、パフォーマンスは、VOO>VYM>SPYD となっております。

個人的にはVOOなどと同様に子供や孫に受け継ぎたい銘柄の候補の一つになって欲しいですが、VYMよりもパフォーマンスが低いとちょっと考えてしまいます。以前は自分の口座でも投資しておりましたが、保有する銘柄が増えすぎてしまったため、いったん全て売却して、同程度の含み損を抱えている銘柄に資金を振り替えております。

増えすぎた銘柄を一部売却してポートフォリオの調整を行いました

2020年7月は株式市場については2020年3月、4月のような大きな値動きは無く、比較的安定しておりました。 個人的には株式市場が安定している時にポートフォリオの調整を行うようにしており、7月はちょう ...

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ただ、ジュニアNISAでは継続的に投資しております。

コロナウィルスにより株価が急落しており、SPYDでは経験したことがない株価急落となっております。個人的には、長く保有できる銘柄の株価下落はバーゲンセールでしかないですから、もしSPYDに継続投資すると決めている場合には、過去の株価水準をみても買いやすい水準になっているかと思います。

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イーサン

金融機関に勤めながら投資ブログ書いています。 海外ETFが好きで記事にすることが多いですが、日本のETFや自己投資についても記事にしております。不動産も好きでJ-REITが所有している物件の写真を撮りに行くことも。

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