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ARCC 海外株式(高配当)の紹介

ARCCとは

Ares Capital Corporation(ARCC)

エイリス・キャピタル・コーポレーションは、米国にある中規模企業の債券および株式を中心に投資することで、収益および資本の増加を目指すBDC(事業開発会社)です。

BDCとは

Business Development Companies(ビジネス ディベロップメント カンパニーズ)の略で、日本語では事業開発会社と訳されます。新産業や有望な中堅企業等(中小企業から上場企業まで)の事業開発を金銭面及び経営面からサポートする会社で、その多くが米国の証券取引所に上場しています。その配当利回りが相対的に高いことや今後の米国の経済成長期待から、注目されている資産の一つです。

出所:https://www.smam-jp.com/market/report/keyword/usa/key170131us.html

基本情報(2020年5月8日)

上場:米国(日本のネット証券会社では、マネックス証券と楽天証券は投資可能SBIは投資不可能

配当頻度:四半期(3ヶ月ごと、3月、6月、9月、12月)

配当利回り:12.08%

チャート(2020年5月8日)

リーマンショックで大きく下落し、その後回復。株価は16ドル付近で上下しておりましたが、コロナウィルスによる影響で株価が下落しております。

ARCC配当状況

2005年以降、安定的な配当支払いがありました。リーマンショック後3年間は少し配当が下がり、年間での配当が1.4ドル程度でしたが、その後回復し、2019年は1.68ドルに達しております。

2020年
Ex-Dividend Date Pay Date Amount Frequency
6/12/2020 6/30/2020 0.4000 Quarterly
3/13/2020 3/31/2020 0.4000 Quarterly
2019年
Ex-Dividend Date Pay Date Amount Frequency
12/13/2019 12/30/2019 0.4000 Quarterly
12/13/2019 12/27/2019 0.0200 Additional
9/13/2019 9/30/2019 0.4000 Quarterly
9/13/2019 9/30/2019 0.0200 Additional
6/13/2019 6/28/2019 0.4000 Quarterly
6/13/2019 6/28/2019 0.0200 Additional
3/14/2019 3/29/2019 0.4000 Quarterly
3/14/2019 3/29/2019 0.0200 Additional
Total dividends paid in 2019 1.6800
2018年
Ex-Dividend Date Pay Date Amount Frequency
12/13/2018 12/28/2018 0.3900 Quarterly
9/13/2018 9/28/2018 0.3900 Quarterly
6/14/2018 6/29/2018 0.3800 Quarterly
3/14/2018 3/30/2018 0.3800 Quarterly
Total dividends paid in 2018 1.5400

 

ARCCのポートフォリオ(2020年3月31日時点)

ARCCのポートフォリオは、88%はシニア債、5%は優先株式から構成されております。リセッション時には投資先のクレジットリスクが悪化して、損失が生じることもあるかと思います。その際には、シニア債よりも劣後するトランシェが損失を吸収し、その上で、担保でも吸収できない場合にARCCの損失が生じることになります。そのため、シニア債の比率が高いことで、少し安心してしまいます。

ARCCの外部格付(2019年11月1日時点)

ARCCの外部格付はBBB以上となっており、投資適格先となっております。

 

ARCCの3つのメリット

高い配当利回り

ARCCの最大のメリット。高配当が見込めて、配当を重視する人には紹介できる商品の一つ。2020年3月13日時点の配当利回り11.23%と、非常に高い配当利回りは魅力的です。

通常とは異なるアセットクラスへの投資

通常の株式や債券といった、従来の伝統的資産とは異なるリスク・リターン特性を有している。そのため、ポートフォリオに組み込むことによりリスク分散効果があります。

BDC業界トップ

リーマンショックで株価が暴落しましたが、危機を乗り越えて生き残っているBDC最大企業となります。多少の経済後退も乗り越えてくれる期待感が強いです。

日本のネット証券会社から投資できる(マネックス証券、楽天証券は投資可能)

特にSBI証券はBDC最大手のARCCの取り扱いが難しい旨のプレスリリースを出しており、BDCの取り扱いは難しいようです。マネックス証券と楽天証券ではHTGCの取り扱いがありますので、日本のネット証券会社から簡単に投資できます。

 

3つのデメリット

SBI証券から投資できない

他のBDC銘柄と同様ですが、SBIはBDCの取り扱いがほとんどないです。私はSBI証券でNISA口座を開設していますが残念。

株価上昇が限定的

チャートを見ると、景気後退時に大きく下落しておりますが、それを除くと、一定の株価に収まる傾向があります。

日本で購入できる証券会社が限定的

ネット証券では楽天証券、マネックス証券では購入可能ですが、SBI証券では購入できません(楽天証券やマネックス証券を利用の方にはデメリットではありません)。

配当が四半期ごと

多くの投資家にとっては大したデメリットではないかもしれませんが、個人的には毎月分配される商品が好きなので、四半期ごとだと、頻度が少なく感じてしまいます。

 

SBI証券での取り扱い

SBI証券ではARCCの取り扱いが無く、これまで多くの投資家から取り扱いの要請があったと思われます。そのためか、SBI証券から2019/6/26に新規取扱い関してアナウンスがありました。

SBI証券での取扱いはしばらくはなさそうですが、「外国投資法人に関する届出」の提出がSBI証券で確認できた場合には取扱いが始まるかもしれません。

米国株式 エイリスキャピタル(ARCC)の新規取扱いに関して

お客さま各位 平素は当社をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 日頃よりお客さまから銘柄追加リクエストをいただいております、「米国株式エイリスキャピタル(ARCC)」につきまして、採用可否を検討させていただいた結果、当社では同社のBusiness Development Company(BDC)という法人形態は、外国投資法人に該当する可能性があると判断いたしました。これに加えまして、外国投資法人の取扱い時に、日本国内で必要とされる「外国投資法人に関する届出」の提出が当社では確認できていないことから、現時点での取扱いはできかねる旨の判断をいたしましたのでお知らせいたします。 このたびはお客さまのご希望にお応えすることができず、大変申し訳ございません。 お客さまにおかれましては、引き続き当社をご愛顧賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社 SBI証券

 

個人的な感想

配当利回りが10%を上回るため高く、伝統的な資産とは異なる特性を持つため、投資しています。個別銘柄への投資はあまりしないのですが、株価下落時には多少リスクをとってでも投資したくなる配当利回りであることは確かです。BIZDというBDCのETFの構成銘柄で、今後はBDCについては10銘柄程度購入していく予定です。

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イーサン

金融機関に勤めながら投資ブログ書いています。 海外ETFが好きで記事にすることが多いですが、日本のETFや自己投資についても記事にしております。不動産も好きでJ-REITが所有している物件の写真を撮りに行くことも。

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