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ARCC 海外株式(高配当)の紹介

今回紹介するARCC(Ares Capital Corporation)はネット証券3社(SBI証券、マネックス証券、楽天証券)では楽天証券のみが取り扱いがあります。これまでマネックス証券でBDC銘柄に投資することができましたが、2020年11月に新規投資ができなくなってしまいました。

イーサンです。投稿頻度は多くありませんがTwitterもやっています。

ARCC(Ares Capital Corporation)とは

エイリス・キャピタル・コーポレーションは、米国にある中規模企業の債券および株式を中心に投資することで、収益および資本の増加を目指すBDC(事業開発会社)です。

ARCCは米国のBDCの中では最大手となります。

ARCC(Ares Capital Corporation)のポイント

  • 日本では馴染がないBDCの一つ
  • BDC最大手
  • 株価上昇はあまり見込めないが、8%を超える高配当
  • 四半期配当
  • コロナショックで株価が急落するも、コロナ前の株価を回復
  • 日本のネット証券会社では楽天証券のみ投資可能(2021年5月時点)

BDCとは

Business Development Companies(ビジネス ディベロップメント カンパニーズ)の略で、日本語では事業開発会社と訳されます。新産業や有望な中堅企業等(中小企業から上場企業まで)の事業開発を金銭面及び経営面からサポートする会社で、その多くが米国の証券取引所に上場しています。その配当利回りが相対的に高いことや今後の米国の経済成長期待から、注目されている資産の一つです。

出所:https://www.smam-jp.com/market/report/keyword/usa/key170131us.html

 

基本情報(2021年5月19日)

上場:米国(日本のネット証券会社では、楽天証券は投資可能SBIとマネックス証券は投資不可能

配当頻度:四半期(3ヶ月ごと、3月、6月、9月、12月)

配当利回り:8.37%

チャート(2021年5月19日)

上場時からのチャート

リーマンショックで大きく下落し、その後回復。株価は16ドル付近で上下しておりました。コロナウィルスによる影響で株価が下落しましたが、既に回復しております。

ARCC配当状況

2005年以降、安定的な配当支払いがありました。リーマンショック後3年間は少し配当が下がり、年間での配当が1.4ドル程度でしたが、その後回復し、2019年は1.68ドルに達しております。

コロナの影響が大きい2020年においては2019年と比べると若干配当が減少しましたが、それでも、2019年とほぼ同額となっております。

2020年
Ex-Dividend Date Pay Date Amount Frequency
12/14/2020 12/30/2020 0.4000 Quarterly
9/14/2020 9/30/2020 0.4000 Quarterly
6/12/2020 6/30/2020 0.4000 Quarterly
3/13/2020 3/31/2020 0.4000 Quarterly
Total dividends paid in 2020 1.6000  
2019年
Ex-Dividend Date Pay Date Amount Frequency
12/13/2019 12/30/2019 0.4000 Quarterly
12/13/2019 12/27/2019 0.0200 Additional
9/13/2019 9/30/2019 0.4000 Quarterly
9/13/2019 9/30/2019 0.0200 Additional
6/13/2019 6/28/2019 0.4000 Quarterly
6/13/2019 6/28/2019 0.0200 Additional
3/14/2019 3/29/2019 0.4000 Quarterly
3/14/2019 3/29/2019 0.0200 Additional
Total dividends paid in 2019 1.6800
2018年
Ex-Dividend Date Pay Date Amount Frequency
12/13/2018 12/28/2018 0.3900 Quarterly
9/13/2018 9/28/2018 0.3900 Quarterly
6/14/2018 6/29/2018 0.3800 Quarterly
3/14/2018 3/30/2018 0.3800 Quarterly
Total dividends paid in 2018 1.5400

 

ARCCのポートフォリオ(2021年3月31日時点)

ARCCのポートフォリオは、88%はシニア債、6%は優先株式から構成されております。リセッション時には投資先のクレジットリスクが悪化して、損失が生じることもあるかと思います。その際には、シニア債よりも劣後するトランシェが損失を吸収し、その上で、担保でも吸収できない場合にARCCの損失が生じることになります。そのため、シニア債の比率が高いことで、少し安心してしまいます。

ARCCの外部格付(2019年11月1日時点)

ARCCの外部格付はBBB以上となっており、投資適格先となっております。

 

ARCCのメリット

高い配当利回り

ARCCの最大のメリット。高配当が見込めて、配当を重視する人には紹介できる商品の一つ。2021年5月19日時点の配当利回り8.37%と、非常に高い配当利回りは魅力的です。

通常とは異なるアセットクラスへの投資

通常の株式や債券といった、従来の伝統的資産とは異なるリスク・リターン特性を有している。そのため、ポートフォリオに組み込むことによりリスク分散効果があります。

BDC業界トップでショックからも回復済み

リーマンショックで株価が暴落しましたが、危機を乗り越えて生き残っているBDC最大企業となります。コロナショックからも回復しており、仮に将来的に同様のショックがあったとしても乗り越えてくれる期待感が強いです。

コロナ禍でも配当維持

不動産系ではコロナ後に減配の話をよく聞きましたが、BDCについては配当金額が維持されております。ARCCについても影響が出始めた2020年3月以降の配当が維持されており、配当を重視した投資をしている方にとっては安心できる点かと思います。

日本のネット証券会社から投資できる(楽天証券のみ)

SBI証券とマネックス証券はBDCに投資できませんが、楽天証券からは投資可能となります。

デメリット

SBI証券やマネックス証券から投資できない

他のBDC銘柄と同様ですが、SBI証券とマネックス証券ではBDCの取り扱いがないです。一時期取り扱いがありましたが停止しております。私はSBI証券でNISA口座を開設したため非常に残念です。

株価上昇が限定的

チャートを見ると、景気後退時に大きく下落しておりますが、それを除くと、一定の株価に収まる傾向があります。

配当が四半期ごと

多くの投資家にとっては大したデメリットではないかもしれませんが、個人的には毎月分配される商品が好きなので、四半期ごとだと、頻度が少なく感じてしまいます。

SBI証券での取り扱い

SBI証券ではARCCの取り扱いが無く、これまで多くの投資家から取り扱いの要請があったと思われます。そのためか、SBI証券から2019/6/26に新規取扱い関してアナウンスがありました。

SBI証券での取扱いはしばらくはなさそうですが、「外国投資法人に関する届出」の提出がSBI証券で確認できた場合には取扱いが始まるかもしれません。

米国株式 エイリスキャピタル(ARCC)の新規取扱いに関して

お客さま各位 平素は当社をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 日頃よりお客さまから銘柄追加リクエストをいただいております、「米国株式エイリスキャピタル(ARCC)」につきまして、採用可否を検討させていただいた結果、当社では同社のBusiness Development Company(BDC)という法人形態は、外国投資法人に該当する可能性があると判断いたしました。これに加えまして、外国投資法人の取扱い時に、日本国内で必要とされる「外国投資法人に関する届出」の提出が当社では確認できていないことから、現時点での取扱いはできかねる旨の判断をいたしましたのでお知らせいたします。 このたびはお客さまのご希望にお応えすることができず、大変申し訳ございません。 お客さまにおかれましては、引き続き当社をご愛顧賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社 SBI証券

個人的な感想

配当利回りが高く伝統的な資産とは異なる特性を持つため、投資しています。個人的には個別銘柄への投資はあまりしないのですが、株価下落時には多少リスクをとってでも投資したくなる配当利回りであることは確かです。BIZDというBDCのETFの構成銘柄となっており、BIZDに投資をすることが多いです。妻はARCCとMAINに力を入れており、下落時に追加投資をしておりました。

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金融機関に勤めながら投資ブログ書いています。 海外ETFが好きで記事にすることが多いですが、日本のETFや自己投資についても記事にしております。不動産も好きでJ-REITが所有している物件の写真を撮りに行くことも。

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