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VWOB 海外ETF(高配当)の紹介~高金利な新興国債券への投資

株式だけでなく債券もポートフォリオに組み込んでリスク分散させている方も多いと思います。債券ETFの中でも、金利が高めの新興国債券に投資するVWOBについて記事にしております。

イーサンです。投稿頻度は多くありませんがTwitterもやっています。

VWOB(バンガード米ドル建て新興国政府債券ETF)とは

ブルームバーグ・バークレイズ米ドル建て新興市場政府債RIC基準インデックスのパフォーマンスへの連動を目指す上場投資信託(ETF)で、米国で上場されておりますが、日本の証券会社でも購入できます。

基本情報(2021年5月25日)

上場:米国(日本の証券会社から投資可能)

配当頻度:月次

配当利回り:4.13%

経費率:0.25%

 

チャート(2021年5月25日)

長期的に一定の価格の範囲内で動いておりましたが、2020年3月はコロナウィルスの影響で急落しております。2021年5月25日時点では株価は回復しております。

運用実績(2021年4月30日時点)

上場来のリターンは年利で4.38%となっております。高いわけではないですが、売却してしまうほど低くもない印象です。

個人的には5%を超えると資産が増えていく感覚があります。

VWOB(バンガード米ドル建て新興国政府債券ETF)の投資先構成比率(2021年4月30日時点)

投資先の国の内、上位10カ国は以下となります。見ただけでリスクが高そうな国が多いのが特徴です。

割合
メキシコ 10.2%
サウジアラビア  8.3%
インドネシア  6.7%
トルコ  5.7%
アラブ首長国連邦  5.6%
ブラジル  4.9%
カタール  4.7%
ロシア  4.1%
チリ  4.1%
コロンビア  3.7%

 

VWOB(バンガード米ドル建て新興国政府債券ETF)のメリット

高配当が見込める

この商品最大のメリットは高い分配金利回り。2021年5月25日時点で4.13%あります。

米国の金利低下しており、通常は債券価格は上昇しますが、信用リスク等の上昇により価格は下落して

他のハイイールド債と比べると、配当利回りは1%程度低いのですが、国債と格付けの低い企業の債券とを比較すると、1%程度の利回りの違いはあるのは理解できます。

個人では投資し難い債券市場にアクセスできる

SBI証券などで、レアル建て債券やリラ建て債券を買うことができますが、中身がイマイチで興味がわかないものが多い。 個人では米国債ですらアクセスしにくいため、新興国だとさらに難しい状況です。VWOBだと、容易に新興国債券にアクセスできます。

ドル建てのため新興国通貨の乱高下の影響を受けにくい

新興国の自国通貨ではなく、ドル建て債券のため、新興国の為替変動の影響を受けにくいです。ただ、表面的には新興国の自国通貨建債券と比べると金利は低いです。

リターンは高くないが安定感がある

株価の上昇は期待できませんが、長期的にある程度の配当があります。コロナショックにより一時的に株価が下落しましたが、既に回復しており安定感があります。

日本の証券会社で購入できる

日本のネット証券会社3社(SBI証券、マネックス証券、楽天証券)から簡単に投資できます。

VWOB(バンガード米ドル建て新興国政府債券ETF)のデメリット

リスクが高い

リスクとリターンは対応関係にあり、リターンが高いということは、もちろんリスクも高いです。特に、投資先の国々は、戦争や紛争、経済破綻、政治的な問題など、多くの懸念点が直ぐに思い浮かびます。

資産が増えることを実感しにくい

VWOBに投資してて感じるのは、パフォーマンスは悪くないけど、よくもない。資産が増えていく気がしないというのが正直な感想です。

複利効果をにくい

配当を重視した投資をすると必然的に生じるデメリットですが、配当すると税金が生じてしまいます。また、配当金を再投資に回せばいいのですが、配当を生まないモノの購入に当ててしまうと、お金がお金を産むという複利効果を得られなくなってしまいます。

ドル建て債券と自国通貨建債券の関係

同じ新興国債券ETFとしては上場インデックスファンド新興国債券ETF(1566)がありますが、当該ETFとの違いを簡単に記載したいと思います。

VWOBは米ドル建て1566は自国通貨建てである点。

VWOBの米ドル建ては、通貨安に関係なく米ドルで利息及び元本を支払う必要がある(為替リスクは新興国が負う

1566の自国通貨建ては、通貨安になっても新興国の自国通貨で利息及び元本を支払う(為替リスクは投資家が負う

為替リスクと言っているのは、米ドルと新興国通貨間を指しております。米ドルと円の間ではどちらのETFも為替リスクは投資家が負っております

米ドルと新興国通貨間で、新興国が為替リスクを負う場合、その分だけ利息が低くなる傾向があります。

仮に貿易戦争懸念で、新興国通過が対ドルで安くなっている場合、VWOBの方がリスクが低くなります。

VWOBも1566も日本の証券会社で購入可能な商品ですので、リスクを抑えたい場合はVWOBを、リスクをとる場合は1566を選択していいかと思います。

上場インデックスファンド新興国債券(1566)の紹介〜金利が高い新興国債券への投資

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個人的な感想

VWOBはかなり前から保有していますが、定期的に売却するか悩みます。自国通貨建の債券よりもドル建てのVWOBの方が安定感があります。

パフォーマンスは高くなため、株式市場が好調な時は、面白みのない銘柄と感じてしまい売却したくなります。

ただ、コロナショックなどが起きると、株式よりもVWOBの方が下落幅が小さく戻りも早めだったりしますので、心理的にはかなり救われる面があります。

個人的には、今後はVWOBを売却せず、ポートフォリオでの保有割合は大きくないですが、永久に持ち続けると決めております。

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イーサン

金融機関に勤めながら投資ブログ書いています。 海外ETFが好きで記事にすることが多いですが、日本のETFや自己投資についても記事にしております。不動産も好きでJ-REITが所有している物件の写真を撮りに行くことも。

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