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Global X ETFの日本の証券会社での取り扱い

2019-12-22

当サイトでは海外の高配当ETFを取り上げることが多く、Glabal Xの商品については複数紹介しておりました。

これまでは日本の証券会社では投資することができず、海外の証券会社の口座で購入する必要があったため、投資するハードルが高めとなっておりました。

2019年9月9日にGlobal Xの日本参入のニュースがあり、その後、ネット証券会社3社(SBI証券、マネックス証券、楽天証券)で少しづつ取り扱いが始まってきております。

 

Glabal Xの日本参入

2019年9月9日の大和証券グループのプレスリリースですが、Glabal Xと大和証券グループがGlabal X Japan株式会社の設立を発表。

今後、Global Xの米国ETFを日本でも買えるようになる事が期待されておりました。

出所:http://www.daiwa-grp.jp/data/attach/2916_096_20190909a.pdf

 

SBI証券での取扱い

実は、少し前から3銘柄の取り扱いを始めておりました。対象銘柄は高配当ETFではなく、最近の話題になることが多い領域のETFで、成長にフォーカスしておりました。

ティッカー 名称 銘柄概要 市場 管理報酬(年)
BOTZ Global X Robotics & Artificial Intelligence ETF
グローバル X ロボティックス&アーティフィシャル インテリジェンス ETF
「Indxx・グローバル・ロボティックス&アーティフィシャル・インテリジェンス・セマティック・インデックス」の価格およびイールドのパフォーマンス(手数料および費用控除前)に連動する投資成果を提供することを目指す。 NASDAQ 0.68%
CLOU Global X Cloud Computing ETF
グローバル X クラウド コンピューティング ETF
「Indxx・グローバル・クラウド・コンピューティング・インデックス」の価格およびイールドのパフォーマンス(手数料および費用控除前)に連動する投資成果を提供することを目指す。 NASDAQ 0.68%
FINX Global X FinTech ETF
グローバル X フィンテック ETF
「Indxx・グローバル・フィンテック・セマティック・インデックス」の価格およびイールドのパフォーマンス(手数料および費用控除前)に連動する投資成果を提供することを目指す。 NASDAQ 0.68%

いずれも、最近話題の領域ですので、興味を持たれる方もいるかと思います。個人的にはプライベートエクイティファンドへの投資で近い内容のポジションを持っているので、投資予定はありません。

2019年12月27日に5銘柄追加

SBI証券でGlobal XのETFがあまり取り扱いが無いと思っていたら、12月27日に5銘柄追加されました。

2020年2月13日に2銘柄追加

ティッカー/
コード

名称

連動指数

総経費率

市場

PFFD

グローバル X 米国優先証券ETF
Global X US Preferred ETF

ICE BofAML・ダイバーシファイド・コア・米国優先証券・インデックスのパフォーマンス(手数料および経費控除前)に連動する投資成果を目指している

0.23%

NYSE Arca

QDIV

グローバル X S&P 500® クオリティ ディビィデンド ETF
Global X S&P 500 Quality Dividend ETF

S&P500・クオリティ・ハイ・ディビィデンド・インデックスのパフォーマンス(手数料および経費控除前)に連動する投資成果を目指している

0.2%

NYSE Arca

やっと優先株式ETFのPFFDの取り扱いが開始されました。

マネックス証券での取扱い

当該記事を書くきっかけとなったのは、マネックス証券での以下の2019年12月20日プレスリリース。

マネックス証券はこれまでに少しグローバルX社のETFを取り扱っておりましたが、5銘柄を新しく取扱い開始。そして、その中には高配当ETFが2銘柄含まれておりました。

個人的には非常に嬉しいリリースで、しかも取り扱いは12月23日から。気になるのは対象となるETF。

自分が海外口座で投資している高配当ETFである、ALTYとSRETが含まれています。この2銘柄は配当利回りが7%を超えており、配当好きの方でしたら気になる銘柄かと思います。

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楽天証券での取扱い

楽天証券では、マネックス証券のサイトよりも早くに新規取扱開始のリリースがされ、取引が開始されたようです。

取り扱い銘柄についてですが、銘柄数についてはマネックス証券と同じ5銘柄で、4銘柄は同じ。

楽天証券でもALTYとSRETは含まれております

2020年1月24日に2銘柄追加

SBI証券とマネックス証券と楽天証券の取扱銘柄の比較

これまでに各社で取扱いがありましたが、現時点の取り扱い状況を以下にまとめてみました。

ETF SBI証券 マネックス証券 楽天証券
ALTY ○(2019/12/27)
BOTZ
CLOU
FINX
KRMA ○(2019/12/27)
MILN ○(2019/12/27)
PFFD ○(2020/2/13) ○(2020/1/24)
QDIV ○(2020/2/13) ○(2020/1/24)
SRET ○(2019/12/27)
YLCO ○(2019/12/27)

以前はマネックス証券が先行して取り扱いを増やしており、楽天証券、SBI証券の順で取り扱い銘柄が増えてきておりました。

2020年2月21日時点では、ネット証券会社3社(SBI証券、マネックス証券、楽天証券)での取り扱い銘柄は同じになっております。

個人的感想

Global XのETFは尖った商品が多いと感じており、海外口座でも投資しておりました。

特に、SRETは配当利回りが高く、自分が好きな銘柄トップ3には入るくらいですので、日本の証券会社で投資できるようになるのは嬉しい限りです。

私はSBI証券にNISA口座を持っているで、こちらでSRETとPFFDの投資を増やしていこうと思います。

妻はマネックス証券でNISA口座を持っているので、PFFDがSBIでの取り扱いが無い場合、マネックス証券で運用することを視野に入れております。

配当重視でしたら10銘柄の内、ALTYとSRETと優先株式ETFのPFFDの3銘柄が注目となります。

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Global X JapanのHPを見るとSDIVやDIVについても情報が記載されておりましたので、ネット証券会社3社(SBI証券、マネックス証券、楽天証券)でも今後取り扱いが開始されるのではないでしょうか。

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イーサン

金融機関に勤めながら投資ブログ書いています。 海外ETFが好きで記事にすることが多いですが、日本のETFや自己投資についても記事にしております。不動産も好きでJ-REITが所有している物件の写真を撮りに行くことも。

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