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DIV 海外ETF(高配当)の紹介〜米国の高配当株式50社への投資

2018-12-08

個人的に好きだった高配当株式ETFを紹介。米国版(DIV)と国際版(SDIV)の2つがあり、今期は米国版(DIV)となります。

SDIV 海外ETF(高配当)の紹介〜世界中の高配当株式100社への投資

個人的に好きだったSDIVという高配当の海外ETFを紹介したいと思います。 好きだったというのは、もうすでに売却してしまっており、一株も持っていないためです。 イーサンです。投稿頻度は多くありませんが ...

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好きだったというのは、もうすでに売却してしまっており、一株も持っていないためです。

イーサンです。投稿頻度は多くありませんがTwitterもやっています。

グローバルX スーパーディビィデンド 米国低ベータ ETF(DIV)とは

DIVを簡単に説明すると、配当利回りの高い米国の株式50銘柄に投資する米国のETF。

The Global X SuperDividend® U.S. ETF (DIV) invests in 50 of the highest dividend yielding equity securities in the United States. https://www.globalxfunds.com/funds/div/

グローバルX スーパーディビィデンド 米国低ベータ ETF(DIV)のポイント

  • 米国のの高配当利回り50社に投資
  • 配当利回りが高い
  • トータルリターンは低い
  • コストは高め
  • 月次配当
  • 長期的に株価は下落傾向
  • 株価はコロナ前の水準を回復していない

基本情報(2021年7月16日時点)

上場:米国(日本のネット証券会社のSBI証券、マネックス証券、楽天証券から投資可能)

配当頻度:月次

配当利回り:5.80%

経費率:0.45%

チャート(2021年7月16日時点)

コロナ前の数年間は株価が横ばいでしたので、高い配当を得て満足できるトータルリターンになっていた方も多いと思います。

ただ、コロナ後は株価の下落は大きくまた、株価の戻りもゆっくりとなっております。

運用実績(2021年6月30日時点)

過去のリターンとなります。設定来での累積リターンは39.63%ですので、昔から持っている投資家も損はしていない方が多いのかもしれません。ただ、平均リターンは4.1%と配当利回りよりも低いトータルリターンとなります。株価は長期的に下落傾向ですので、配当利回りよりもトータルリターンは低くなっております。

グローバルX スーパーディビィデンド 米国低ベータ ETF(DIV)の業種別内訳(2021年6月30日時点)

生活必需品が25.1%、不動産が16.8%と高めになっております。ただ、全体的に高配当ETFではよく見かける業種ですので特定の産業に変に偏っていることもないかと思います。

グローバルX スーパーディビィデンド 米国低ベータ ETF(DIV)のメリット

高配当が見込める

分配金利回りは5.80%(2021年7月16日時点)。海外ETFで日本の証券会社で購入できる高配当ETFではVYMがありますが、分配金利回りは3%程度なので、DIVはVYMの倍の分配金利回りとなります。個人的には分配金利回りが5%を超えると資産が増えることを実感できます。

VYM 海外ETF(高配当)の紹介〜米国の高配当株式への投資

高配当株式ETFの中でも、米国の高配当株式に投資するVYMについて記事にしております。 イーサンです。投稿頻度は多くありませんがTwitterもやっています。 VYM(バンガード・米国高配当株式ETF ...

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分配金利回りが高い50銘柄に投資している

分配金利回りが高い銘柄を分散して保有することができ、リスクを抑えつつ高い利回りを追求できる。

毎月分配型

配当を重視する投資家にとっては配当の頻度についても非常に気になってしまいますが、DIVは毎月配当があります。毎月分配型の高配当株式ETFは少ないので魅力的に感じます。

グローバルX スーパーディビィデンド 米国低ベータ ETF(DIV)のデメリット

株価上昇は限定的

2015年以降株価は横ばいとなっております。過去の値動きを見ると株価上昇はあまり期待することはできませんので、高配当にだけ着目するとトータルリターンではマイナスになりかねないので注意が必要です。

コロナショック後の株価の戻りに時間がかかっている

コロナ後の急落から回復しておらず、時間がかかっている印象があります。将来的に同様のショックが起きた際のことを考えると、安心して持ちにくく感じます。

個人的な感想

コロナ前までは、DIVの国際版であるSDIVを数年前に投資しておりましたが、米国の株式市場のパフォーマンスが高い状態が続きましたので、SDIVからDIVにどんどんシフト。最終的にはDIVの株価が下落傾向となったため一旦全て売却しております

コロナウィルスにより株価が急落しており、まだ株価がコロナ前を回復しておらず、将来的に同様のショックが起きたときに安心して保有し続けることができるか疑問が残ります。

個人的には、高配当にのみ注目して投資をするのは避けた方がいいと感じており、DIVについては今後の株価の回復に注目していきたいです。

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イーサン

金融機関に勤めながら投資ブログ書いています。 海外ETFが好きで記事にすることが多いですが、日本のETFや自己投資についても記事にしております。不動産も好きでJ-REITが所有している物件の写真を撮りに行くことも。

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