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SPDRのハイイールド債ETF(JNK、SJNK)の比較

配当好きの投資家ならハイイールド債(ジャンク債)に投資している方も多いかと思います。私はハイイールド債がかなり好きで、面白そうなETFを見つけるたびにリサーチ用に少し投資するようにしております。

今回は、ステート・ストリートのSPDRシリーズでSJNKとJNKというETFが組成されており、違いがわかりにくいので、比較しております。

また、JNKとSJNKの比較について記事にしております。

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JNKとSJNK比較のポイント

  • 日本のネット証券会社3社で投資できる(2020年7月2日時点)
  • 月次配当
  • 配当利回りが低いのはJNK、高いのはSJNK
  • 平均残存年数が長いのはJNK、短いのはSJNK
  • 投資適格先の割合はほとんどない
  • 格付が高いのはJNK、低いのはSJNK

 

ハイイールド債券とは

格付けが低い分、利回り(=イールド)が高い投機的格付債券のこと。格付機関によって格付けされる債券の信用度において、S&PならBB格以下、ムーディーズならBa以下に格付けされている。デフォルト(債務不履行)や元本割れなどが発生するリスクが高い分、利回りは高く設定されている。

野村證券 証券用語解説集

https://www.nomura.co.jp/terms/japan/ha/high_eield.html

ハイイールド債はジャンク債とも言われており、その名の通り、デフォルトリスクの高い債券から構成されております。信用リスクを負う代わりに高い利回りを期待できる債券となります。

 

SJNKとJNKの関係

ステート・ストリートのSPDRシリーズでSJNKとJNKというETFが組成されており、違いがわかりにくいです。

細かな違いはありますが、ポイントとしては、SJNKは比較的短めのハイイールド債への投資を目的としており、JNKはSJNKと比べて長めのハイイールド債への投資となっております。

先に上場したのはJNKで2007年になりますが、SJNKはその5年後の2012年となっております。

 

最低投資価格(2020年7月2日時点)

JNKは100ドル程度ですが、SJNKは25ドル程度となっております。JNKも以前は最低投資価格がSJNKに近かったのですが、株式併合を行っており、最低投資価格が上昇しました。

個人的には最低投資価格が低いと複数の銘柄を毎月投資しやすくなるのでうれしいです。

 

平均残存期間(2020年7月2日時点)

JNKは5.98年に対して、SJNKは3.31年となっております。

SJNKティッカーシンボルはJNKのShort版で覚えるのがいいかと思います。

 

格付け別構成(2020年7月2日時点)

格付(%) JNK SJNK
BBB以上 0.01 1.72
BB 51.68 52.68
B 34.9 30.67
CCC以下 13.4 14.28
格付なし 0.01 0.65

格付けがB以上の割合は、JNKは86.59%でSJNKは85.07%となっており、JNKの方が格付が少しだけいいです。

 

信託報酬(2020年7月2日時点)

JNKもSJNKも信託報酬は0.4%で同じです。同様のハイイールド債ETFのHYGは0.49%のため、HYGと比べると低い信託報酬となっております。

HYGはiSharesのETFになりますが、iSharesは信託報酬が若干高止まりしている印象があります。長期間投資する場合にはコストの影響が大きくなりますので、少しでも信託報酬が低い方がうれしいです。

 

配当利回り(2020年7月2日時点)

JNKは5.77%で、SJNKは5.99%となっております。

通常は期間が短い債券の方が利回りが上昇する傾向がありますが、JNKとSJNKについては逆の傾向となっております。

 

過去5年間の株価の推移(2020年7月2日時点)

JNKとSKJNKは、ほぼ同じ動きをしております。2018年は米国金利が上昇しており、金利上昇局面ではJNKの値下がりが強かったのかと思います。

この5年間の株価としては、JNKは▲11.38%で、SJNKは▲12.12%となっており、SJNKの方が若干下落率が高いです。

 

個人的感想

JNKとSJNKのどちらに投資するかは結構難しいかと思います。満期までの期間が長いけど少し格付けが高いJNKにするか、満期までの期間が短いけど少し格付けが低いSJNKにするか。個人的にはどちらか一方だけというなら、満期までの期間が短い方を好みますのでSJNKに投資します。それにSJNKは最低投資価格がJNKと比べて低いため、定期的に買い増しやすいためです。

ただ、ハイイールド債ETFに分散投資するのであれば、期間についても分散するようにJNKとSJNKの両方に投資するのでもいいかと思います。子供のジュニアNISAではほぼ同額づつ投資しております。

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イーサン

金融機関に勤めながら投資ブログ書いています。 海外ETFが好きで記事にすることが多いですが、日本のETFや自己投資についても記事にしております。不動産も好きでJ-REITが所有している物件の写真を撮りに行くことも。

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