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ACWI 海外ETFの紹介

投稿日:2019-11-13 更新日:

ACWI(iシェアーズ MSCI ACWI ETF)とは

47か国の先進国および新興国の大型・中型株式で構成される指数であるMSCI ACWI Indexのパフォーマンスへの連動を目指す上場投資信託(ETF)で、米国に上場されております。

SBI証券など日本の証券会社でも購入できます。

配当頻度:四半期毎(3ヶ月ごと)

ACWIのメリット

世界中の株式に分散投資できる

1銘柄で世界中の米国を含む先進国および新興国約47ヵ国の大型・中型株約1,432銘柄に分散投資することができます。

投資の事を考えるのが煩わしい方で、分散投資を希望している場合、ACWIに毎月継続的に投資するよう設定してしまえばそれで投資は完結してしまうかもしれません。

 

デメリット

世界中に分散するより、米国市場に投資した方がパフォーマンスが高い年もある

他のETFに投資しても同じことが言えますが、パフォーマンスが高い銘柄(国)と低い銘柄(国)が含まれています。米国が世界経済を牽引している状態ですと、米国市場に投資した方がパフォーマンスが高いです。S&P500のETFであるVOOとの比較を以下で行っております。

VYMIなど、他の高配当ETFと比べる分配金利回りが物足りない

株式で分配金だけでなく、売却益も狙うなら悪くないですが、VYMIなどと比べると分配金利回りが半分程度だったりするので物足りなさを感じます。

VTなど同種の全世界株式ETFと比べると信託報酬が高め

信託報酬は0.32%とものすごく低いわけではありませんが、高いわけでもありません。ただ、同様のETFであるVTの0.09%と比較すると若干高く感じてしまいます。

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VTとVOO(S&P500)の比較

以下、VTとVOO(S&P500 ETF)の過去5年間の値動きを比較したチャートになります。

オレンジ色:ACWI、青色:VOO

5年間の価格推移をみると、ACWI(+28.86%)はVOO(+51.50%)の半分近い上昇となっております。

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ACWIとVYM(高配当ETF)の比較

以下、ACWIとVYM(米国高配当ETF)の過去5年間の値動きを比較したチャートになります。

オレンジ色:ACWI、青色:VYM

5年間の価格推移をみると、ACWI(+28.86%)はVYM(+31.76%)と比べると、3%程度の差で値動きも似ております。

配当利回りはVYM3%程度、ACWI2%程度と、約1%程度異なりますので、3%+5%(1%の配当利回り差の5年分)程度パフォーマンスが異なります。

 

ACWIとVT(全世界株式ETF)の比較

以下、ACWIとVT(全世界株式ETF)の過去5年間の値動きを比較したチャートになります。

オレンジ色:ACWI、青色:VT

5年間の価格推移をみると、ACWI(+28.86%)はVT(+28.09%)と比べるとほぼ同じ。値動きもほぼ同じ

対象となる指標が異なりますので、手数料だけ見てもしょうがないですが、意外なことに、信託報酬が高いACWIの方がVTより若干パフォーマンスが上回っています。

 

 

個人的な感想

このETFが出たばかりの頃(確か10年くらい前)は、リーマンショック等もあり、米国だけでなく世界中に分散投資しリスクを回避しようと思い投資をしておりました。今は、iDeCoで投資しているファンドがACWIに近いポートフォリオになっており、重複をさけるため売却しました。

VTとどちらを購入するか迷う方もいると思います。

以前、私はVTよりもACWIに投資をしておりました。理由は簡単でiSharesのETFを購入することが多かったので、運用会社を揃えるためです。同じようなニーズをお持ちの方は結構いるんじゃないかなと思ったりますします。

信託報酬の違いは将来のパフォーマンスに影響しますので、可能なかぎり低い商品を選びたいところでが、これまでACWIを積立ていたりする場合にわざわざ乗り換えるほどには感じません(含み益がある場合には特にそう思います)。

新規に全世界株式ETFに投資をするなら、信託報酬が低いVTを選びたいですが、ACWIとVTの比較では、パフォーマンスに大差はないので、比較した期間でパフォーマンスが高いACWIを選ぶのもありです。

個人的には世界中の高配当銘柄に分散投資したいので、VYM(米国高配当ETF)とVYMI(米国除く全世界高配当ETF)の二つを組み合わせて、運用しております。ACWIの高配当銘柄版が組成されると非常にうれしいです。

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