2020年7月は株式市場については2020年3月、4月のような大きな値動きは無く、比較的安定しておりました。
個人的には株式市場が安定している時にポートフォリオの調整を行うようにしており、7月はちょうどいいタイミングとなりました。
ポートフォリオ調整の理由
2017年以降は気になる高配当銘柄はとりあえず投資してみて、その後の株価や配当の状況から追加投資していく銘柄かどうかを判断することにしておりました。とりあえず投資してみることを継続した結果、保有する銘柄数が激増。
コロナウィルスによる社会の変化を受け、我が家の今後のライフプランについて考えるなかで、ポートフォリオについても調整することになりました。
投資方針
投資方針はシンプルに以下の通りとなっております。
➀老後を見据えた手堅くキャッシュフローを生む投資を中心とする
②チャレンジングな商品への投資を組み合わせて運用する
気になる高配当でとりあえず投資していた銘柄のほとんどが②チャレンジングな商品に該当します。
②チャレンジングな商品への投資の割合が高まってきておりますので、ポートフォリオを見直しの際には、➀老後を見据えた手堅くキャッシュフローを生む投資に移しております。
基本的には含み損が同程度のETFを売却し追加投資しておりますが、➀老後を見据えた手堅くキャッシュフローを生む投資は自分の老後や子供に受け継ぎたくなるETFと同じですので、リンク先で記載している銘柄への集約を意識しております。
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子供や孫にまで受け継ぎたいETFやBDC
自分の老後資金としてだけでなく、子供や孫まで受け継げるETFに投資したい。最近、そんな思いが強くなってきました。 もちろん、同じETFが100年後まで続くわけでもないし、インデックスも様々な種類が誕生 ...
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保有銘柄の売却
高配当株式ETF
高配当株式ETFについては多くの銘柄がコロナウィルスによる影響で下落しており、下落前の水準に戻ってきておりません。SPYDやSDEMやEFASなど好きな銘柄ですが、今回はVYMとVYMIに集約しております。
売却・・・SPYD*、SDEM、EFAS、DIV、SDIV、QDIVなど
投資・・・VYM、VYMI
*SPYDについては、私の口座では全て売却しましたが、ジュニアNISA口座では継続投資をしております。
BDC個別銘柄
BDCの個別銘柄だけでなくETFについても20~30%程度下落しておりますので、個別銘柄を全て売却。BDCのETFでであるBIZDに集約しております。
売却・・・ARCC、HTGC、ORCC、GSBD、MAINなど*
投資・・・BIZD
*私の証券口座で保有しているBDCの個別銘柄は全て売却しましたが、妻が複数の個別銘柄に投資をしており、追加買い増ししているようです。
ハイイールド債券ETF(新興国含む)
ハイイールド債券はちょっとつづタイプが異なりますので、どの銘柄を将来的に投資するか結構悩みました。好きな銘柄は多くリターンも大きく変わらない傾向がありますので、最終的には長く持つためにはコストの低さが決定打になっております。
売却・・・HYG、GHYG、JNK*、SJNK*、EMB*、EMHY、HYEM
投資・・・USHY、VWOB
*JNK、SJNK、EMBについては、私の口座では全て売却しましたが、ジュニアNISA口座では継続投資をしております。
最後に
今回、売却した銘柄も投資した銘柄も、リスク(標準偏差)については大きな変わりがないかと思います。
➀老後を見据えた手堅くキャッシュフローを生む投資を中心とするといいつつ、実際にはリスク(標準偏差)が高めのETFが多いので、リスクが低い銘柄に集約したのではありません。個人的には、長期投資を意識しておりますので、株価が下落しても戻ってくる可能性が高い又は戻った経験がある銘柄であれば、安心して保有できますので、あまりリスク(標準偏差)については気にしません。自分が下落局面でも安心して保有できた銘柄に集約した感じです。