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MAIN 海外株式(高配当)の紹介

2020-05-09

BDC銘柄の内、MAINについて記事にしております。MAINのIR資料を確認しているので、今後の記事のアップデートの際に、情報を追加していきます。

MAINとは

Main Street Capital Corporation (MAIN)

メイン・ストリート・キャピタル(Main Street Capital Corporation)は主に年収入が1000万ドルから1億ドルの間の多角経営小型中間市場(LMM)企業へのカスタマイズ債券・株式金融ソリューションの提供に従事する投資会社。

【事業内容】メイン・ストリートLMMのポートフォリオ投資は主に被担保債務、新株引受権、及び株式非公開LMM企業への直接投資を含む。メイン・ストリートの私募ポートフォリオ投資はLMMポートフォリオ内の企業より規模が大きく中間市場企業への債権投資を含む。LMMポートフォリオの投資程度は500万ドルから2500万ドルまで。

出所:https://jp.reuters.com/companies/MAIN.K

BDCのETFであるBIZDにも組み入れられています(2020年5月1日時点)。

BDCとは

Business Development Companies(ビジネス ディベロップメント カンパニーズ)の略で、日本語では事業開発会社と訳されます。新産業や有望な中堅企業等(中小企業から上場企業まで)の事業開発を金銭面及び経営面からサポートする会社で、その多くが米国の証券取引所に上場しています。その配当利回りが相対的に高いことや今後の米国の経済成長期待から、注目されている資産の一つです。

出所:https://www.smam-jp.com/market/report/keyword/usa/key170131us.html

 

基本情報(2020年5月8日)

上場:米国(日本のネット証券会社では、SBI証券は投資不可能、マネックス証券と楽天証券は投資可能

配当頻度:月次

最低投資金額:27ドル程度(1口)

配当利回り:9.14%

 

チャート(2020年5月8日時点)

BDC銘柄は株価は横ばいか下落している銘柄が多いですが、MAINは直近の急落前は長期的に上昇。今後の株価上昇についても期待したいです。

 

MAINのメリット

高い配当利回り

最大のメリット。高配当が見込めて、配当を重視する人には紹介できる商品の一つ。2020年5月8日時点の配当利回り9.14%と、高い配当利回りは魅力的です。

毎月配当

BDC銘柄では四半期配当が多いですが、MAINは月次となっております。配当を重視する場合、その頻度も気になるポイントですので、毎月配当というのはそれだけで魅力的に感じます(元本の払戻以外を原資とする配当の場合)。

株価上昇も狙える

高配当銘柄では株価の上昇がほとんど無く、下落傾向となることが多いのですが、MAINについては上昇傾向となっております。

通常とは異なるアセットクラスへの投資

通常の株式や債券といった、従来の伝統的資産とは異なるリスク・リターン特性を有している。そのため、ポートフォリオに組み込むことによりリスク分散効果があります。

日本のネット証券会社から投資できる(楽天証券は投資可能)

特にSBI証券はBDC最大手のARCCの取り扱いが難しい旨のプレスリリースを出しており、BDCの取り扱いは難しいようです。マネックス証券と楽天証券ではMAINの取り扱いがありますので、日本のネット証券会社から簡単に投資できます。

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デメリット

他のBDCと比べると配当利回りが低い傾向がある

MAINについては投資したことが無かったのですが、その理由はARCCと比べて配当利回りが低いため。コロナウィルスによる影響で株価が急落しており利回りが10%に近付いてきましたが、ARCCは2020年5月8日時点で12%程度となっております。

 

個人的な感想

配当利回りが高く、BDCは伝統的な資産とは異なる特性を持つため、ETFだけでなく個別企業についても投資しています。MAINについては定期的に投資について検討してきましたが、検討時には配当利回りが6~7%程度とARCCと比べて低く、投資には至りませんでした。2020年3月以降に株価が急落しており、配当利回りが10%に近付いておりますので、2020年5月11日以降に少し投資をしてみようと思います。個人的には、株価上昇が見込めて、高配当で、毎月配当がある、のは魅力的に感じますです。

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イーサン

金融機関に勤めながら投資ブログ書いています。 海外ETFが好きで記事にすることが多いですが、日本のETFや自己投資についても記事にしております。不動産も好きでJ-REITが所有している物件の写真を撮りに行くことも。

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