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米国の証券投資の全体像

2018-08-13

ポイント

米国を前提とした海外投資の4つの準備

ちょっと面倒な気がしますが、口座開設するメリットも多く、個人的にはお勧めです。ただ、日本の証券会社とは異なることも多く、デメリットもあるので、海外投資が自分に合うか考えた方がいいかと思います。

米国の証券口座開設のすすめ

たまに話に聞くことがある海外口座の開設。 富裕層が資産を隠すために活用しているイメージがあったりするかもしれませんが、実際には誰でも活用でき、投資の可能性が一気に広がる手段です。 メリットとデメリット ...

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step
1
米国の証券会社の口座を作成する

SSN(Social Security number:日本のマイナンバーに近い制度)を持たない日本人が作成可能な米国の証券会社は限られており、お勧めは以下の証券会社。他にも開設可能な証券会社はありますが、個人的に以下の2つと比べるとそこまでメリットもないので、割愛しました。

Firstrade

Interactive Brokers

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2
海外送金方法

日本と米国間の資金移動について、株式の売買手数料以上に高額となり得るだけでなく、送金の途中でのトラブルが起きた時の対応も複雑になりますので、慎重に選んだ方がいいです。個人的にはTransferWiseが好きですが、100万円までの送金しか受け付けていないため、100万円を超えると送金を行う場合、他の送金方法を選ぶ必要があります。

1.日本→米国

TransferWise

Go Remit(新生銀行)

日本の外貨預金口座を有する銀行

2.米国→日本

TransferWise

Debit card(米国の銀行口座)

米国証券会社からのドル送金

 

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3
米国で銀行口座を作成する

米国の証券会社から日本の銀行に送金するとコストが高くなりますし、金額によっては英語の電話がかかってきます。金額によっては米国の証券会社から日本の銀行に送金する方がやりやすかったりもします。

米国に銀行口座を開設し、Step2のTransferWiseにACHで送金するとコストと英語の電話の両方のハードルのクリアできます。

米国の証券会社→米国の銀行→TransferWise→日本の銀行

お勧めの銀行は下記の通り。米国の証券口座同様、SSNを持たない日本人が開設可能な米国の銀行は限られております。少なくても次の2行については口座開設可能です。

Bank of Hawaii

Union Bank(三菱UFJフィナンシャルグループの一員)

 

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4
税金対策

税金対策は大きく2つあると考えております。

1つ目が毎年の確定申告

日本の証券会社での投資とは異なり、米国の証券口座及び銀行口座の利益は日本で確定申告する必要があります。

2つ目が相続対策

米国の証券口座及び銀行口座を残して相続が生じると、相続手続きが非常に煩雑となります。生前に名義を夫婦共有名義にする等で対応可能となります。

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イーサン

金融機関に勤めながら投資ブログ書いています。 海外ETFが好きで記事にすることが多いですが、日本のETFや自己投資についても記事にしております。不動産も好きでJ-REITが所有している物件の写真を撮りに行くことも。

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