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GHYG 海外ETF(高配当)の紹介〜世界中のハイイールド債券への投資

2018-09-01

個人的に、資産を減らさず、配当を重視しつつも、全体として負けにくいポートフォリオを目指しておりました。配当を重視する場合、ポートフォリオに入れたくなるハイイールド債券に投資するETFですが、米国のハイイールド債を対象とした銘柄が多いです。

ハイイールド債について、米国だけでなく、世界中に分散させたい。そんな思いの投資家にマッチするGHYGについて記事にしております。

イーサンです。投稿頻度は多くありませんがTwitterもやっています。

iシェアーズ・グローバル・ハイ・イールド・コーポレート・ボンドETF(GHYG)とは

iシェアーズ・グローバル・ハイ・イールド・コーポレート・ボンドETF(iShares US & Intl High Yield Corp Bond ETF)

Markit iBoxx Global Developed Markets High Yield指数の価格と利回り(手数料・費用控除前)に連動する投資成果 を目指すETF(上場投資信託)で、毎月分配があります。

世界中のハイイールド債券に分散投資することができます。

iシェアーズ・グローバル・ハイ・イールド・コーポレート・ボンドETF(GHYG)のポイント

  • GHYGの1銘柄に投資すれば世界中のハイイールド債券に分散投資できる
  • 米国市場の割合が65%程度と高い
  • 月次配当
  • 日本のネット証券会社3社では投資できない(2021年6月16日時点)

ハイイールド債券とは

格付けが低い分、利回り(=イールド)が高い投機的格付債券のこと。格付機関によって格付けされる債券の信用度において、S&PならBB格以下、ムーディーズならBa以下に格付けされている。デフォルト(債務不履行)や元本割れなどが発生するリスクが高い分、利回りは高く設定されている。

野村證券 証券用語解説集

https://www.nomura.co.jp/terms/japan/ha/high_eield.html

ハイイールド債はジャンク債とも言われており、個別の債券だとリスクは高いのですが、GHYGは1,610銘柄(2021年6月16日)を組み入れているため、デフォルトリスクをそこまで気にしなくてもいいのでは。50%の銘柄がデフォルトする様な経済状況だと、株式や優先株式ETFはハイイールドETF以上の値下がりをしていてもおかしくないし、値下がりして利回りが上昇したら追加投資したいです。

基本情報(2021年6月16日時点)

上場:米国(日本のネット証券会社では、SBI証券、マネックス証券、楽天証券は投資不可能

配当頻度:月次

最低投資金額:51ドル程度(1口)

配当利回り:4.51%

経費率:0.40%

チャート(2021年6月16日時点)

ハイイールド債券にについては値上がりは期待でき図、GHYGの株価はここ数年は横ばいとなっております。コロナウィルスによる株価下落からは既に回復しており、長期的に保有していたからは配当も加味するとトータルリターンはプラスになっている方が多いかと思います。

運用実績(2021年5月31日時点)

設定来でのパフォーマンスとしては、税引前で年利5%程度となっております。大体配当利回りと一致する利回りとなっております。

iシェアーズ・グローバル・ハイ・イールド・コーポレート・ボンドETF(GHYG)の投資先構成比率(2021年6月16日)

iシェアーズ・グローバル・ハイ・イールド・コーポレート・ボンドETF(GHYG)のメリット

投資対象国も分散できる

iSharesの商品でGHYGと名前が似ているHYGは米国のハイイールド債を対象としていますが、GHYGは米国だけでなく他の先進国も含まれております。そのため、地理的な分散もできます。ただ、米国の割合は7割弱と高いです。

高配当が見込る

GHYGの最大のメリット。高配当が見込めて、価格変動リスクが低いため、毎月の配当を重視する人には非常にお勧めできる商品の一つ。2021年6月16日時点の配当利回りは4.51%と、5%程度の配当利回りは非常に魅力的です。

毎月配当

配当を重視する場合、その頻度も気になるポイントですので、毎月配当というのはそれだけで魅力的に感じます(元本の払戻以外を原資とする配当の場合)

ショックからも回復済み

コロナショックからも回復しており、仮に将来的に同様のショックがあったとしても乗り越えてくれる期待感が強いです。

iシェアーズ・グローバル・ハイ・イールド・コーポレート・ボンドETF(GHYG)のデメリット

値上がりに上限がある

ハイイールド債の場合、利回りが高く、債券価格は低いのですが、将来は国債などの債券全般と共通で、満期日には額面価額で償還されます。金利引き下げが行われ、一時的に額面金額より債券価額が高くなった場合があったとしても、満期には額面金額に収斂されますので、売却益を目的とした長期投資には向かないです。

日本の証券会社では取り扱っていない事

こちらは最大のデメリットで、日本のネット証券会社で購入することが現状できません(2021年6月時点)。そのため、米国の証券会社で口座を開いて投資する必要があります。

ショック時には大きく値下がりする

コロナウィルスによる株価急落などがあると、債券であっても換金ニーズ等により下落します。また、ハイイールド債の場合、金利の引き下げによる価格へのプラス影響よりも、債券発行体の信用リスクの上昇による価格へのマイナス影響が大きくなることが多いです。その場合には、債券価格は大幅に下落することがあります。

複利効果を得にくい

配当を重視した投資をすると必然的に生じるデメリットですが、配当すると税金が生じてしまいます。また、配当金を再投資に回せばいいのですが、配当を生まないモノの購入に当ててしまうと、お金がお金を産むという複利効果を得られなくなってしまいます。

個人的な感想

GHYGに投資すれば、世界中にハイイールド債券に分散投資することができるので、個人的には面白い銘柄と思っておりました。

他の株式ETFでも同様ですが、世界中に分散投資と言っても米国市場の割合が高いのが現状です。配当利回りについては米国市場を対象としているハイイールド債券ETFよりも0.5~1%程度低いのが気になりますが、地理的に分散投資したい場合には候補になる銘柄かと思います。

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イーサン

金融機関に勤めながら投資ブログ書いています。 海外ETFが好きで記事にすることが多いですが、日本のETFや自己投資についても記事にしております。不動産も好きでJ-REITが所有している物件の写真を撮りに行くことも。

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